今年の当元は、第7区さんです。
昭和橋近くの青木町、広小路あたりの区です。
私が住む、第4区は、来年が当元です。
7年ぶりに当元が回ってきます。
祭典実行委員長、副区長、役員数名で
来年に備えて見学に行きました。
スタートは、上町にある神明神社(津島神社)です。
新羅神社で組み立てた神輿(みこし)を
ここまで運びます。

笹の柱を4ヶ所に立て、しめ縄で神輿を囲います。
魔物が入らないように結界をして
神輿を守ります。

これが結界です。
御払いをして午後1時にスタートです。

むかしと違い、今は担ぎ手が少ないため
第7区さんから、第4区に神輿の担ぎ手の応援要請がきていました。
我々の区を代表して
若手のホープの奥村さん、清水さんが神輿を担いでくれました。
ありがとうございました。
多治見市役所で休憩をして
担ぎ手は、ビールを飲んでテンションを上げます。
午後2時に市役所をスタートして新羅神社に向かいます。

「ワッショイ!ワッショイ!」
「回れ~!」と指揮者が叫ぶと…。

「ウォ~!」と、勢いよく神輿が回ります。
これぞ祭り!神輿です!
長い行列は、天狗をはじめ
稚児行列、大人神輿、子ども神輿などです。
今回の稚児は、150名の申し込みがあったそうです。

行列が通る間は、車は通行止めになります。
天狗は、ゲタを履き歩き難そうですね。

区によって、天狗の役は違いますが
我々の第4区は、区に貢献した人が選ばれます。
天狗をやるのは、1つのステイタスなのです。
さあ、来年は誰が天狗をやるのかな?
そして、午後3時に、新羅神社にゴールです。
第7区の皆さま、勉強させていただきました。
ありがとうございました。
そんなに大きなお祭りではありませんが
何百年もつづいているお祭りです。
中には「今後、お祭りに協力できない」と言っている区もあるそうです。
お祭りを一度、やめてしまったら
もう出来なくなってしまいます。
地域の伝統は、出来る限り
自分たちで守って行くべきだと私は思います。